スポーツ障害とスポーツ外傷

テーピング

おはようございます。
矢祭町は今日もいい天気です。
まさにスポーツ日和ということで、今回は「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」についてお話いたします。

スポーツによるケガは、「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」の2つに分けることができます。

スポーツ外傷は、一度の衝撃で起こるものをいい、足を捻ったり転倒したりなど、ケガの原因や日時がはっきりしているものになります。
代表的な症例としては、突き指、打撲、足関節捻挫などが挙げられます。
スポーツ外傷が起きたときの応急処置では、患部を安静にし(Rest)、冷却し(Icing)、包帯やテーピングで圧迫し(Compression)、患部を拳上する(Elevation)ことが基本で、これらの頭文字をとってRICE処置と呼ばれます。
RICE処置を行うことで、出血や腫脹、疼痛、炎症の拡大を抑えることができます。

スポーツ障害は、繰り返される負荷によって起こるものをいい、明確な原因は思い当たらないが同じ場所が痛む、といったものになります。
使い過ぎによる負荷や疲労の蓄積が大きな原因となっており、筋肉や腱、靭帯が少しずつ傷つき、やがて痛みが生じます。
代表的な症例としては、野球肩やテニス肘、疲労骨折などが挙げられます。
スポーツ障害を予防するためには、運動前のウォーミングアップや運動後のクールダウン、アイシングなどのコンディショニングをしっかり行い、無理なトレーニングはせずに自分の体に合ったトレーニングを続けることが大切です。
また、間違ったフォームでの動作は体への負荷が大きくスポーツ障害を起こしやすくするため、スポーツ中の動きをスマホなどで撮影しフォームを確認するのも良いでしょう。

少し長くなりましたが、スポーツにはどうしても故障はつきものです。
矢祭げんき整骨院ではスポーツ中のケガの処置はもちろん、1日でも早く復帰できるよう的確な治療でサポートいたします。

2022/6/2


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