カゲロウ大量発生

カゲロウ

こんばんは。
昨日今日と秋晴れの気持ちいい天気ですね。
明日以降は台風14号の影響で、矢祭町もしばらく雨が続く予報です。

さて、先日「カゲロウの大量発生」なんてニュースを耳にしました。
相模原市で撮影された映像を見ましたが、まさに地獄絵図です。
あの無数に飛び交うカゲロウの群れの中に放り込まれて正気でいられる人はいないでしょう。
私が通勤途中に渡る橋でも、大量のカゲロウが死骸が積もっていました。

ということでカゲロウについて調べてみました。

カゲロウは、地球上でハネを持ち空を飛んだ最初の昆虫と考えられており、3億年前から姿がほとんど変わっておりません。

一般的に昆虫は、幼虫あるいはサナギが羽化してハネを持ち成虫となりますが、カゲロウは一味違います。
カゲロウの場合、幼虫から羽化したものは「亜成虫」と呼ばれる段階で、この時点で羽を持ち空を飛ぶことができますが、まだ成虫ではありません。
亜成虫の状態から再度脱皮を行い成虫となるのです。
ハネが伸びた状態から脱皮をする昆虫は、現在ではカゲロウのほかにありません。

また、カゲロウは寿命が短いことで知られていますが、成虫になってからの寿命は数時間から長寿の種でも1週間程度。
今回大量発生していたとみられるオオシロカゲロウは、羽化してからは長くても2時間程度しか生きられません。
これだけ短命なのですから、ご飯を食べる時間ももったいないわけです。
そのため、口も退化しており、羽化した後はご飯も食べず睡眠をとることもありません。
繁殖のためにひたすら飛び回るのです。

このように、短い命であるからこそ、種を存続させるために同じ場所・同じタイミングで羽化する必要があり、結果として今回のような大量発生が起きるようです。
ということで、カゲロウのお話はここまでにしておきましょう。

矢祭げんき整骨院は、19日(敬老の日)、23日(秋分の日)ともに通常どおり元気に営業いたします。
お体の痛み・不調などがございましたら是非当院にご相談を。

2022/9/17


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